テクノロジー

古いWindowsパソコンをカフェでドヤ顔できるまでリメイクする

2020年1月にはWindows7のサポートが終了します。

Windows7の後継はWindows10ですが、Windows10のOS単体を買うくらいなら新規パソコンを購入するよという方がほとんどでしょう。最新の環境で最新のOSを動かせば快適になるわけですし。

サポート切れと聞くとこんな風に思うはずです。
「サポート切れになったらゴミ?愛着あるからサポート切れのせいで捨てるのはちょっと…。」
「購入するときは何万円もしたパソコンだし、どこも壊れてないのに。」

結論から言いますと捨てる必要はないのですが継続利用はお勧めしません。
オフラインでの利用やサポート切れ1か月以内とかならまだしも、半年1年とセキュリティー対策がされないまま継続して使い続けるのは非常に危険だからです。

と言うわけで2020年1月のWindows7サポート切れになる前に新しいパソコン買ったはいいけれど、前のパソコンどうするの?
サポートが有効なWindows10のOSを単体で買うには20,000円以上するのでとてもじゃないけど……。

そんな古いWindows搭載パソコンをカフェで一目置かれるようなリメイクする方法を我が編集部きってのデジタルオタクギーグから聞いてきましたので公開しちゃいます。

とはいうものの、当編集部には余ったノートPCがないのでデスクトップでの説明になってしまうけれどそこは大目に見てくださいませ。

皆さんはパソコンと言えばWindows、つまりWindows=パソコンだと思っている人がほとんどでしょう。どこのオフィスでも見かけるので間違いではないのですが、OSはWindowsだけではありません。

よくスターバックスの窓際で見かけるAppleのMacintoshもOSになります。もっともMacintoshは普通のパソコンには搭載できませんのでOSだけMacを使うと言ったことはよほどの改造マニアでもない限り無理な相談です。

そんな中、ぜひ一度体験していただきたいのがLinuxです。
Linuxと言うとあまり聞きなれないと思いますが、WindowsやMacの影に隠れながらサーバー用途では圧倒的シェアを誇っているOSになります。でも今回はサーバーを作るのではなくサポート切れWindowsパソコンを何とかするという話です。Linuxにはサーバー用だけでなくデスクトップ版のOSもきちんと用意されています。

そもそもLinuxとは何か。
Linuxのご先祖様はUNIXというOSになります。UNIXは1970年代から利用されていてその派生OSにはLinuxだけでなくAndroid、MacOSなどもあります。そんなLinuxですが、現在は世界中の開発者が開発しているためFedra、RedHat、centOS、Ubuntuなど同じLinuxでもディストリビューション(種類)が多いのが特徴です。とは言ってもベースは同じなので基本的には互換性があります。「基本的には」と言ったのは派生し独自進化を遂げたディストリビューションも存在しているからです。

Macintoshの親戚ということは・・・
えぇ、ここはかっこよくmac風のGUIを使えるOSを入れてしまいましょう。親戚と言うくらいですからmacに慣れているなら使い勝手も良いですし。もっとも親戚と言っても いとこはとこ レベルでの話ではないんですが、人間とチンパンジーというレベルで違いがあるわけではありません。

そんな相関についてはさておき、数あるLinuxの中で専門知識が無いながらもLinuxを使うならGUIが秀逸なUbuntu(もちろん無料)をお勧めします。

用意するものは古いパソコン一式とLinuxインストーラ用メディア(空のDVD-R 1枚または2GB以上のUSBメモリ)だけです。

まずはこちらのURLにアクセス。


https://www.ubuntulinux.jp/download

上記より日本語 Remix イメージのダウンロード。
今回はデスクトップ用途のため安定して稼働するであろうUbuntu 16.04 LTSを選択。
あえて最新バージョンを選択しなかったのは不具合の対処法などネット上に情報が出回っていることを前提としているからです。
今回はDVDを利用しましたがUSBメモリがある方はUSBの方がいいかもしれません。

では早速インストールしていきましょう。

・・・と、その前に。
今回の生贄パソコンのスペックをご紹介します。

HP Compaq Elite 8300 MT
CPU インテルR Core i5 3470
メモリ 4GB
HDD 500GB
OS Windows7Pro x86

このパソコン、古い上にHDDモデルなので起動が非常に遅いからついでにこれを何とかしたい。というリクエストがあったのでUbuntu導入を機にSSDを使って改善しようと思います。


まず準備するのはSSDの60GB。

遡ること5年ほど前、当時ワゴンセールで購入し別パソコンでWindows7起動用にしていたんですが、SSDの大容量化、価格下落と共にリプレイスされたため倉庫の片隅にあるジャンクボックスで埃を被っていたものになります。肥大化するWindowsではあまり出番が無い小容量SSDですがUbuntuをはじめとするLinuxなら話は別。システムに関してはGUI利用のデスクトップ版でも20GB~30GBあれば余裕と言われるので60GBなら快適間違いなしです。それに今までWindowsのCドライブとして利用していたHDDをストレージに回せば困ることはありませんね。


SSDを接続し準備が整ったところでインストール開始。


メーカー製のパソコンなので専用の設定画面に移動して起動ドライブをDVDに変更します。
※一般的なマザーボードならUEFIまたはBIOS画面での設定です。


保存して再起動したらDVDドライブから読み込み開始となります。


言語設定など画面の指示に従います。


特にドライバなどを要求することもなく数分でインストールは完了です。

標準的なチップセット、CPU、グラフィックなどの構成であれば自動でドライバの設定を完了します。インストール失敗などが心配な方は余計なデバイスは外してからインストール作業をしましょう。


ということでインストールが完了しましたがご覧のとおり完全GUI操作になるので普段使いで困ることはありません。

Linuxというとどうしてもサーバーのイメージでコマンド入力必須?と先入観を持っている方が多いですが、最近のLinuxはmacやWindowsと遜色ない使いやすいGUIが特徴です。

でもLinuxで何をするの?

皆さんのパソコンの用途と言えばなんでしょう。企業であればおそらくメールにオフィス製品にブラウジング。ご家庭であればyoutubeかブラウジングが主な利用方法だと思います。クラウド化が進んだ現在、専門ソフトウェアを利用しないなら特にWindowsにこだわる必要もなくなりました。ChromebookやAndroid、iPadなどのタブレット勢が浸透してきたこともこれに無関係ではありませんよね。


標準でインターネットブラウザ Firefoxが入っているのでyoutubeもブラウジングも快適です。

オフィスの互換製品「LibreOffice」も無料で利用可能で、一部ではありますがVineLinux経由でWindows用のソフトウェアも利用可能です。


インストールと同時に使えるLibreOffice(WORD互換)


インストールと同時に使えるLibreOffice(Excel互換)


インストールと同時に使えるLibreOffice(PowerPoint互換)

基本的にOSとOfficeが無料なので本体さえあれば簡単にパソコンのリメイクが完了します。
メインパソコンはWindows10に譲るとしてもサブで利用するとか別の部屋で使う場合など利用価値はたくさんありそうですね。
今回はデスクトップ据え置き型パソコンでの構築でしたが、もちろんノートでも利用可能なので古いパソコンが余っている方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。古いパソコンのリメイクでWindowsライセンスのために費用をかけなくても快適なパソコンライフを送ることができますし、カフェで使えば背中越しに画面をチラ見されたとしてもパソコンに超詳しいエンジニア風オーラが漂うこと間違いなしです。

 

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